上京

首都高の運転に関するアドバイス

夜景

首都高という迷路を攻略する方法

東京都内を車で移動する時に必ず使用することになるのが首都高です。
首都高とは「都心環状線(C1)」を中心としつつ、各地に向けて広がっていく高速道路網全般のことを含みます。

都心環状線(C1)は都心部のかなり狭い範囲を一周するものとなっているため、都内の移動に関して最も中心的役割となるのは「中央環状線(C2)」となります。

中央環状線は都心部から約8kmの距離で輪になっている高速道路のことであり、一周をしたときの距離は約47kmとなっています。

中央環状線をさらに外側に走っているのが「外環道」で、さらにその外側に「圏央道」という大きな環状線が敷かれています。

ですので都内を走行する場合には、移動する場所を意識し「都心環状線」「中央環状線」「外環道」「圏央道」という同心円での道路状況を頭に入れておくと非常に便利です。

都内の高速道路はこうした環状道路を同心円で描きつつ、各方面に向かって放射線状の基幹道路が引かれているので、これからどこに行きたいかということにより走行するルートが検索しやすくなっています。

ただこうした都内の高速道路は非常に混雑をすることが多く、平日の昼間などは移動する車が常に渋滞を起こしているというのが実情です。

もしレジャー目的で首都高を利用するならば、深夜や早朝などの車が少なくなる時間帯を狙うことがおすすめされます。

ジャンクション恐怖症を克服しましょう

首都高における運転をマスターするために最も重要なのが「ジャンクション恐怖症」の払拭です。
東京都内に限らず交通量の多い高速道路では、まるでタコ足のように分岐している道路が多く見られます。

道路の分岐が多く見られる道路においては、走行している路線の変更が遅れることが致命傷になってしまいます。
カーナビを使用して運転している人も多いとは思いますが、実際に目の前に4又5又となった道路が現れた時には少なからず混乱をしてしまうことでしょう。

ジャンクションで最も怖いのが、隣の路線へ合流できなくなることです。
混み合った道路状況で左右に路線を超える場合には、相手の運転をある程度信頼しなくてはならなくなります。
ですが気の弱い人などは相手が譲ってくれるかの確証が持てずいつまでも列に入れないということが起こります。

もし路線変更を苦手と思っているなら、思い切って動作で動く方向を示すということがおすすめになります。
例えば窓から手を出して動きたい方向を示したり、これから動くということを表現するために手を挙げるといったような方法です。

恥ずかしい方法のようですが、単純にウインカーを出すよりもはるかに後続のドライバーに注意喚起をしやすくなります。

事故を起こさないための安全運転

説明した通り首都高はとても分かり難いつくりをしています。
そのため、慣れないと焦ってしまい事故を起こしてしまう確率も高くなるため、かならず安全運転を心がけるようにしましょう。
事故に合わないことがベストではありますが、事故に巻き込まれてしまうというケースもあります。
当たり前ですが、自動車保険にも必ず加入しておくようにしましょう。

結局のところ運転に関しては習うより慣れろという部分が大きいので、実際に運転を重ねて慣れていくといいでしょう。
そして事故を起こさない・巻き込まれないためにも安全運転を心がけて下さいね。