一人暮らしのコツ

自炊と外食、安くすむのはどっち?

ロコモコ

実際のところ自炊と外食はいくらくらい違うのか

一人暮らしで生活費を節約していくためには、食費の見直しは欠かせません。
一般的なイメージとしては「自炊は正義、外食は悪」といったイメージが持たれてしまっていますが、外食も上手に利用をしていくことでお得な節約になることもあります。

昔から料理が好きで家事をするのが苦ではなく、毎日の料理も飽きずに作ることができるという人ならばもちろん自炊がよいでしょう。

しかし料理が苦手であったり、住んでいる住宅に十分な調理設備がなかったりする場合には、無理に自炊をすることで余計な出費を作ってしまうことにもなります。

自炊がおすすめできる人として「料理ができる環境にある」「食品の栄養バランスに興味がある」「特定のメニューに限定しない料理ができる」ということが挙げられます。

自炊派に必要となる能力として、レシピに書かれている分量だけでなく自分なりに調理ができるということがあります。

よく「自炊をしてみたけど全然節約にならなかった」という人がいますが、これは家で料理を作る時にレシピに書かれている分量にこだわりすぎていちいちそのための買い物をするようなことをしているからです。

本来自炊というのはそこにある材料で適当に食べられるものを作るというものなのですが、料理に慣れていない人などは先にメニューありきで材料を買い足していくことになるので、結果的に割高になり面倒なわりに外食するよりもおいしくないという不幸な結果を作り出してしまうのです。

そもそも全く自分に料理のセンスがないと思ったら、いっそのこと安くすむ外食方法を考えるというように戦略を切り替えることも必要です。

外食であっても栄養バランスが大事

外食をするときのデメリットは、お金がかかるということだけでなく栄養バランスが偏りがちになってしまうということがあります。

よくある外食の失敗例として、安いからと言ってジャンクフードや一品物の丼物ばかりを食べてしまうということがあります。

人の体の健康を維持するためには「炭水化物」「タンパク質」「食物繊維」の3つが必要となります。
ジャンクフードや安い丼物は脂質と塩分が非常に高くなっているので、高カロリーなのに栄養価は低いという不健康な食品となってしまっています。

栄養価が低い食品というのはカロリー量が多くてもお腹いっぱいになりにくいという特徴があるので、気がつけばハンバーガーを数個、丼物をおかわりしていたりします。

安いハンバーガーを3つ食べるのも栄養バランスを考えたお弁当を1つ食べるのもほとんど価格は変わらないのですが、気分的にまず安いジャンクフードから食べはじめてしまうということがよくあります。