一人暮らしだからできる節約方法とは
一人暮らしの生活をするときになかなか苦労をするのがお金のやりくりです。
学生で親から仕送りをもらっている場合であっても、社会人となって自分でお金を稼いでいる時でも、無造作なお金の使い方をしているとあっという間にその月の予算をオーバーすることになってしまいます。
一人暮らしの場合お金が入ってくるのも出ていくのも一か所だけですので、管理がしやすくお金の流れを把握しやすいという特徴があります。
しかしその一方で、自分自信がきちんと管理をしていないと誰もフォローをしてくれないのでみるみるうちに家計が苦しくなり立て直しが困難になってきます。
学生でも社会人でも、一人暮らしを始めるということはお金の扱いを身をもって学ぶということになりますので、まずはだいたいいくらくらいあれば自分の生活を維持できるかということを確認していくようにしましょう。
家計の節約ノウハウの第一歩としてはまず「固定費」と「変動費」をきちんと仕分けるということがあります。
「固定費」とは自分で節約をしようと思ってもできない、必ず毎月かかってくる金額のことです。
具体的には「家賃」や「通信費(スマホ・インターネット)」、その他「光熱費の基本料金」といったものです。
固定費は一旦契約をしてしまうと自力で節約ができず常に一定の金額がかかりつづけていくことになるので、契約をするときには慎重に会社を選び、必要に応じて乗り換えなども考えていきましょう。
最も節約が可能となるのは「食費」
一方生活における「変動費」は、その月ごとに使用した分だけのお金が出ていくことになります。
具体的には、電気料金やガス料金、水道代といった光熱費の他、食費、交際費、服飾代といったようなものです。
ガスや電気料金は無駄な時の使用を控えていくことでコツコツ節約をしていくことができますが、節約できる額はできて数百円~千円くらいです。
一方でライフスタイルによってかなり大きく金額が異なるものが「食費」です。
自炊を毎日行い、お昼ごはんもお弁当で行う人の場合、一日あたりの食費は1000円にも満たない金額ですみます。
しかし外食をすれば一食で数千円が飛んでいきますし、お弁当を購入するにしても一食あたり500~800円くらいはしますので、三食すべてを購入すると毎日の食費は自炊の倍以上にもなります。
完全に外食派の人の食費は一人暮らしでだいたい6~8万円くらいですが、自炊派ならば2~3万円くらいで十分です。
コツコツ光熱費を節約していくよりも、食費を見直した方が毎月の節約額を一気に減らすことができます。
ただ節約したいといっても必要な付き合いを断ったり、食べたい外食無理に我慢するような必要はありません。