竹下通りの見どころ、楽しみ方
竹下通りといえば90年代から2000年代にかけて、若者のファッション発信地として有名になった場所です。
現在社会人として生活をしている方の中にも、かつては竹下通りに通って新しいファッションアイテムを探していたという経験がある人も多数いるでしょう。
まず竹下通りの基礎知識からまとめてみると、場所はJR原宿駅から徒歩0分の商店街で、駅の竹下口からはまっすぐに通りを見通すことができます。
「竹下通り」という名前は、この山手線の駅から見た景色がちょうど坂を見下ろす形でなだらかな傾斜を描いていたことにより、「高下(たかした)」がなまって竹下になったと言われます。
竹下通りという名前がつけられたのは東京オリンピック(1964年)後の70年代半ば頃で、オリンピック景気から利用客が増えたことにより誕生した商店街です。
竹下通りからは表参道を抜け、原宿駅の向こう側の代々木公園や明治神宮もあることから、徒歩でも移動しやすい場所となっています。
そのため観光に訪れる人は原宿駅を中心に、竹下通りから明治神宮に抜けるというルートで少し長く散歩をするというようなコースが多く見られます。
表参道から明治神宮へのルートは次第に緑が増えていく、非常に荘厳な雰囲気のあるものです。
賑やかな若者の町である竹下通りから明治神宮までの雰囲気の変化も楽しみの一つと言えるでしょう。
原宿に来たならグルメも堪能
原宿駅周辺は多くのお店があり、訪れる人は竹下通りを中心に道沿いに歩くということになります。
そこで多く出店しているのが食べ歩きしやすいスナック類で、原宿発の有名店なども多くあるので、チェックしておくことがおすすめです。
まず原宿のグルメと言えば何と言ってもクレープです。
日本でクレープのお店ができたのは1977年、原宿が初とされています。
現在も原宿カフェ・クレープのお店は数多く営業しており、有名店「ストロベリーハウス」や「エンジェするハート」などは10代の女性が常に長い列を作っています。
もう一つの原宿ご当地グルメはパンケーキです。
全国的に広がったパンケーキブームの出発点も原宿にあり、現在もパンケーキ激戦区として数多くのお店が出店をしてきています。
少し離れて明治新宮周辺にもおすすめのグルメのお店があります。
表参道から明治神宮までの道のりにはたくさんの和食店や中華料理店、タイ料理店やイタリア料理店があります。
ランチタイムは非常に賑やかで、お得な価格で食べられるランチ激戦区となっています。
どこもとてもレベルが高いのですが、原宿の多国籍な雰囲気を味わうなら海外の料理のお店がおすすめです。
タイのアラカルト料理のお店「チャオチャオバンブー」は、9種類のおかずから3つを選んで食べられる、原宿初のアジアンフードのお店です。